大学時代からリゾートバイトをスタートし、いろいろな職種、期間を経験してます。
上記の分かることについて執筆しました。
この記事で説明する「私の大学時代リゾートバイト体験談」はこれからリゾートバイトをはじめたい人の参考になりますよ。
実際に私はいろいろなリゾートバイトを経験しています。
<職種>
スキーインストラクターからスタート!!
スキー場のパトロール
旅館の従業員
ペンションスタッフ 等
<期間等>
冬シーズン週末・・・住み込み
超短期(2日間程度)・・・通い
長期(3カ月)・・・住み込み 等
この記事で説明する内容は大きく2つ
①大学時代に筆者が体験したリゾートバイト
②大学時代に筆者がリゾートバイトで身につけたこと実現できたこと
大学生の方々にとって伝わりやすいように丁寧に記事を書きました。
リゾートバイトで得られるもの、リゾートバイトでしか実現できないことを知りたい人は是非ご覧ください。
すぐにリゾートバイがやりたい!!と思った人はこちらの記事をチェック↓↓
筆者が大学時代に経験したリゾートバイト3つ
わたしが大学時代に経験したリゾートバイトを紹介します。
今回は期間別に4つの体験談をお伝えしたいと思います。
リゾートバイトを選ぶときに体験談のチェックは欠かせません。
リゾートバイトをやってみようと考えている人は是非参考にしてくださいね。
1 スキーインストラクター(長期1カ月)
長期のリゾートバイトはスキーのインストラクターをやりました。
スキーの技術力アップが目的です。
スキーのインストラクターはお客様にスキーの滑り方を教える仕事。
お客様は子供から高齢の人まで幅広い年齢層なんです。
お客様と一緒にリフトに乗ることもあり、技術の話をしたり、そのお客様に合った話題を探して会話をしたりするんです。
スキーのインストラクターはハードルが高いと思う人もいるかもしれません。
しかし、パラレルターンが少しできる程度であれば充分にできる仕事なんですよ。
実際にスキーの技術を教えるのは自分より下手な人。
自分が上手くなった過程をできるだけ簡単に伝えるようにすればいいんです。
はじめは研修生として先輩インストラクターのレッスンに同行し、ある程度レッスン方法が分かると一人でレッスンすることになります。
レッスンが終わると研修もしてくれるので安心です。
スキーのインストラクターは場所によってレッスン以外にスクールの受付業務などの雑用もあります。
全般的にコミュニケーション能力が向上できる仕事ですね。
2 スキー場パトロール(短期2週間)
短期2週間のリゾートバイトはスキー場のパトロールをやりました。
丁度冬休み中、2週間まるまる予定が空いたので短期のリゾートバイトを入れたのです。
目的は短期間でお金を稼ぐこと。
スキー場のパトロールはスキー場内のお客様が安全に過ごせるようにサポートする仕事。
ケガをしたお客様をそりで運んだり、コース外に行かないようにネットをはったり、鉄柱にマットをつけたりします。
スキー場のパトロールは、ずっとスキー場のゲレンデに出ているわけではありません。
パトロール小屋で無線をつけたまま、緊急時に備えて待機もしています。
スキー場のパトロールの良いところは待機中も時給が発生すること。
待機中は小屋の中にいれば何をしていてもOK。
私はたくさんの漫画を読破しました。
スキーのパトロールはある程度スキーやスノーボードの技術が必要です。
深雪の中に入っての作業があります。
新雪や深雪をある程度滑れればアルバイトできますよ。
3 ペンションスタッフ(超短期2日間)
超短期は土日の2日間、ペンションの手伝いをやりました。
目的はペンションの雰囲気が好きで一度やってみたかったから。
住み込みでのバイトではないので、ペンション業務全般ではなく、誰でもできる、掃除や食事の準備、後片付けなど。
ペンションの魅力は何と言っても「まかない」が美味しいこと。
ペンションは食事に力を入れていることが多く、お客様にはコース料理のようにこだわった料理をたくさん提供しています。
そのため、まかないもいろいろな種類が食べられて美味しいことが多いんですよ。
ペンションの仕事はもともと必要なスキルがなく誰でもできる仕事です。
旅行をする中で気に入ったペンションがある人は、そのペンションでリゾートバイトを募集しているか調べてみてもよいかもしれませんね。
筆者が大学時代にリゾートバイトで身につけた力5つ
わたしはリゾートバイトをやることで、たくさんのことを得たと実感しています。
リゾートバイトは地元のアルバイトでは得られないものがたくさんあるんですよ。
今回は私が得たこと5つを紹介しますね。
4 スキーの技術力
わたしはスキーのインストラクターをやったのでスキーの技術力が格段にあがりました。
スキーのインストラクターは研修でスキーの教え方を先輩インストラクターに習いますが、それだけでなくスキーの滑り方も教えてもらえるんですよ。
雪国に住んでいないとスキーが好きで上手になりたくても金銭的に厳しくあまりスキー場にはいけません。
そのため、そう簡単には上達していかないのです。
はやく上手くなりたいと思い、スキーのインストラクターに応募したんですよ。
パラレルターンができるかできないか位だったので今考えると無謀だったと思いますが、その選択がスキー技術の飛躍的な向上につながりました。
スキーのレッスンが終わり、研修が終わるとナイターは自由に滑れました。
毎日ナイターを滑ることでどんどん上手くなっていったのです。
大学に入ってからはじめたスキーでしたが2年足らずでSAJの1級が取得できました。
当時は有名スキー場で1級を取得するのは至難の業でした。
しかし、30名の受験者のうち、わたしだけ合格したんですよ。
信じられない気持ちと、すごく嬉しかったのは今でも鮮明に覚えています。
5 出会い
リゾートバイトではいろいろな人と出会います。
同じようにリゾートバイトをやっている人や地元の人、仕事によってはお客様に出会いますよね。
その中でわたしが出会い、生涯付き合う存在になったのは地元の人。
リゾートバイトをはじめた頃はその土地の方言が分からず、この人たちは何をしゃべっているんだろうと全く理解ができませんでした。
慣習が分からず、よく怒られることもありました。
しかし、長い時間寝食をともにすることで、徐々に方言や慣習が分かるようになり、距離が近くなっていったのです。
リゾートバイトをやめた後もプライベートで交流があり、今でも大切な存在です。
リゾートバイトをやることで、生涯付き合う仲間を得ることができたのです。
6 生活力
リゾートバイトは3食無料でお金を貯めやすいのは知っていると思います。
しかし、食事を作る必要はありませんが、それ以外のことはすべて自分でやらなくてはなりません。
わたしは当時、実家に住んでいたので家事を全くやったことがありませんでした。
そのため、はじめは洗濯すらおぼつかない感じでした。
住み込みで毎日家事をこなしていくとスキルが身についていきますよね。
1カ月がたつ頃には生活力がアップしたのです。
7 コミュニケーション力
リゾートバイトでスキーのインストラクターをやることでコミュニケーション能力が向上しました。
スキーインストラクターの仕事はお客様にスキーの滑り方を教える仕事。
お客様によって、教え方を工夫して分かりやすいように伝える必要があるんです。
そのため、いろいろな言い回しや簡単な言葉を上手に組み合わせて使う必要がありました。
はじめのうちはとても苦労しましたが、慣れてきて自身がつくとスムーズに対応できるようになったのです。
知らないうちにコミュニケーション力も向上し今の仕事にも活かされています。
8 働く力
わたしはリゾートバイトをやる前にいろいろなアルバイトをやっていましたが、毎日継続して働く経験がありませんでした。
そのため、自分は毎日続けて働けるんだろうかという不安がありましたね。
しかし、いざ働き始めると、緊張感と責任感、忙しさでそんなことを考える暇もなく継続して働くことができたのです。
毎日働き続けることができたことは自身につながり、その後の職業選択の礎になりました。
筆者が体験したリゾートバイトでしか実現できないこと5つ
リゾートバイトでは地元のアルバイトでは経験、体験できなことが実現できることがあります。
年月が長ければその可能性も高くなりますよね。
わたしは10年以上リゾートバイトをやっていましたが、その中で他ではありえない実現できたことを5つ紹介します。
リゾート地にはスタッフとお客様がいますが、スタッフでしか実現できないことがあるんですよ。
9 雪見露天風呂(実現不可能レベル1)
温泉好きの人は温泉でのリゾートバイトをやりたいと思っている人もいるでしょう。
わたしも温泉が大好きでプライベートでもよく利用しています。
私が経験した温泉の最高のシチュエーションは雪がたっぷり積もった中での雪見露天風呂です。
雪が積もっているだけで景色は幻想的になりますよね。
その雪が露天風呂を覆い、空からは雪が深々と降ってくるのです。
その中でお風呂につかるのは何ともい言えない贅沢な瞬間でした。
プライベートであっても体験可能な瞬間ではありますが、たくさんの雪が積もる、雪が降っている、露天風呂に行くという3つが重ならないと体験できないシチュエーションなので稀少な瞬間と言えるでしょう。
10 希少なお酒(実現不可能レベル2)
リゾートバイトに行くと、地元の人しか知らない希少なお酒を飲ませてくれることがあります。
お酒の名前は忘れてしまいましたが、のど越しがよくとても飲みやすいお酒でした。
私自身お酒はあまり得意ではないのですが、飲みやすいし、悪酔いしないし最高のお酒でした。
私が行ったリゾート地は美味しい雪解け水で作られるお酒が有名。
安価でも十分美味しいお酒が飲めるのです。
11 銀シャリ(実現不可能レベル3)
リゾートバイトをやっていてまかないで銀シャリが食べれました。
皆さん、銀シャリをご存じでしょうか。
美味しい白米は表面がとてもツヤツヤしていて、まるで銀色のようにみえることから「銀シャリ」と言われているんですよ。
見た目からして美味しそうなんですが、見た目通りにめちゃくちゃ美味しいんです。
何とも言えない甘みがあり、ご飯がすすみます。
普通、おかずがないとご飯を何杯も食べられませんが、銀シャリは違います。
銀シャリは甘さと何とも言えないうま味があり、銀シャリだけで何杯も食べられるんですよ。
当時、水が一番良いと言われていた地域でとれたお米「銀シャリ」。
今では気候が変わり食べたくても食べられない味ですが、最高のご飯でした。
12 朝一の新雪滑走(実現不可能レベル4)
スキー場のパトロールでは朝一の新雪を堪能しました。
スキー場パトロールの仕事はいろいろありますが、朝一の仕事としてリフト運行前にコース状況の確認作業があります。
お客様よりいち早くリフトにのってコースに行き、マットの位置は大丈夫か、ネットはしっかりはれているかなどを確認するんです。
その作業のついでではありませんが、誰も滑っていない斜面を一番初めに滑ることができるんですよ。
前日の夜に雪が降ると一面新雪に覆われた斜面になります。
新雪深雪好きのスキーヤースノーボーダー通称パウダーフリークの人たちは朝一の誰も滑っていない新雪に入りたくて朝早くからスキー場に行きます。
そんな人たちより先に誰も滑っていない新雪深雪の斜面を滑れるんです。
前日の夜にたくさん雪がふり、朝方には止んで晴天。なんてこともよくあります。
気持ちの良い晴天の空の下、誰も入っていない新雪を滑れるのはとても有意義で何とも言えない爽快感があるんですよ。
口まで入ってくる新雪を食べながら滑った新雪斜面は今でも鮮明に思い出される瞬間です。
13 除雪機の贅沢利用(実現不可能レベルMAX)
スキー場の斜面は朝一は整備されていてとても滑りやすい状態です。
しかし、その後たくさんのお客様が滑るのでどんどん荒れて滑りにくくなっていきます。
一日の営業が終わると除雪機がコースに入り斜面をきれいにしています。
スキー場はそれを毎日繰り返しているのです。
そんな、基本的には夜しか動かさない除雪機をバイト仲間しか滑れない斜面で稼業中に動かしてくれたのです。
バイトの人たち専用に、除雪機を動かし、斜面をきれいにし、そこにポールをたて、その中を滑って誰が速いか競争しました。
わたしは想像もしていなかった展開だったので凄いビックリしたのですが、地元の周りの人たちは当たり前のような顔をしていました。
除雪機で整備したての斜面はすごく滑りやすく、とても贅沢で楽しい競争ができたのです。
私の大学時代リゾートバイト体験談!! 参考にしてほしい13個のこと まとめ
リゾートバイト | スキーインストラクター・スキー場パトロール・ペンションスタッフ |
身についた力 | 技術力・出会い・生活力・コミュ力・働く力 |
稀少体験 | 雪見露天風呂・希少なお酒・銀シャリ・新雪、深雪滑走・除雪機贅沢利用 |
リゾートバイトの目的は大きく二つに分かれます。
1つはお金を稼ぐこと、もう1つはスキルを身につけることです。
私のリゾートバイトの目的はどちらかというとスキルを身につけることでした。
お金はあまり稼ぐことはできませんでしたが、今でも使えるスキルをたくさん身につけることができたので、とても有益だったと思っています。
大学生にとって、お金を稼ぐ経験もスキルを身につける経験も卒業後の将来に必要なものです。
リゾートバイトをやろうか悩んでいる人は、重い腰をあげて1歩前に進んでほしいですね。
きっとわたしのように自分にとって有益な経験ができるはずです。
リゾートバイトを調べたくなったらこちらが便利です。