大学時代からリゾートバイトをスタートし、やめた方がよかったかもと思える経験をたくさんしてます。
上記の分かることについて執筆しました。
この記事で説明する「大学生はリゾートバイトをやめるべきかやるべきか」が分かると、リゾートバイトの必要性が理解できますよ。
<職種>
スキーインストラクターからスタート!!
スキー場のパトロール
旅館の従業員
ペンションスタッフ 等
<期間等>
冬シーズン週末・・・住み込み
超短期(2日間程度)・・・通い
長期(3カ月)・・・住み込み 等
この記事で説明する内容は大きく2つ
①大学生がリゾートバイトをやめるべきか、やるべきか
②リゾートバイトがやりたい大学生がやるべきこと
大学生の方々にとって伝わりやすいように丁寧に記事を書きました。
リゾートバイトがやりたい。でもやめた方がよいの?と考えている人は是非参考にしてくださいね。
大学生がリゾートバイトをやめた方がよい理由13選
大学生はリゾートバイトをやめた方がよいと言われる理由があります。
リゾートバイトに興味がある大学生はどんなリスクがあるのか知っておくことも必要ですよね。
今回は13のリゾートバイトをやめた方がよい理由を紹介します。
①長時間勤務が多い可能性
リゾートバイトは勤務時間が長くなりがちなんです。
リゾートバイトは基本的に住み込みで働くので、時間に余裕があると判断されるんですよね。
また、大学生は夏休みや冬休みなど繫忙期に働くことが多いのでどうしても勤務時間が長くなることが多いのです。
②休みが少ないかも
リゾートバイトは職種によって休みが少ないことがあります。
人手が少ないバイト先はどうしても、頼られてしまうんですよ。
私がバイトしたスキースクールは人手が少なく、ほとんど休んだ記憶がありません。
大学生がリゾートバイトをやりやすい、夏休み冬休みという繁忙期は休みが少なくなりがちですね。
③寮の環境が悪いことも
寮の環境はいろいろ。
寮の老朽化がすすみ、住みにくいところもあるでしょう。
わたしが体験した寮はシャワーが水圧が弱くて寒くて大変でした。
今は事前情報が豊富なのである程度回避はできますが、実際に行ってみたり住んでみたりしないと分からないこともありますからね。
④生活の不便さ
リゾートバイトは今まで生活してきたイメージで過ごせないことがあります。
リゾート地なので、どうしても生活全般が不便になりがちなんですよね。
例えば、近くにコンビニがない、バスに乗りたくても一日に4,5回しか運行してないなど不便を感じることが多いのです。
⑤相部屋寮がきつい
リゾートバイトの住み込みには相部屋と個室寮があります。
相部屋は想像できると思いますが大変です。
プライベートが確保されないのでストレスがたまるんですよね。
私が経験した相部屋は畳の部屋で雑魚寝でした。
今はあまり考えられませんが、疲れがとれず、きつかったあ。
⑥派遣会社の対応が・・・
派遣会社によって、対応が違うことがあります。
また、担当スタッフによっても対応は違うこともあり得ますよね。
親身に相談に乗ってくれて頼りになるスタッフなら良いのですが、そうならないこともあるんです。
⑦閑散期に仕事なし
リゾートバイトは繁忙期に仕事が多く、閑散期は仕事がないことがあります。
これは当たり前と言えば当たり前。
仕事が少ないときに人手はいらないのです。
大学生が働く可能性が高い夏休みや冬休みは繫忙期なので、仕事があると思いますけどね。
⑧中抜けが超きつい
大学生でいろいろとアルバイトを経験していても、中抜け勤務をやったことがある人は少ないでしょう。
中抜け勤務は気持ちの切り替えが難しいので、中抜け中も緊張感が続き、休んだような気がしないで長時間働いているような感覚になるのです。
⑨知らない土地、慣れない環境
リゾートバイトは知らない土地で、慣れない環境で、知らない人と一緒に働きます。
不慣れなのは大人であってもきついもの。
経験が少ない大学生にとってはかなり大変なことですよね。
⑩まかないが口にあわない
まかないは自宅の慣れた味ではないので口に合わないことがあります。
人間の三大欲求は食欲、性欲、睡眠欲。
そのうちの1つが満たされないのはかなりきついこと。
まかないが食べられないと自分で食べ物を購入することになり、出費がかさむこともありますよね。
⑪人間関係が難しい
リゾートバイトは人間関係が複雑です。
リゾートバイトの派遣社員、現地の人、仕事によってはお客様といろいろな人と関わる必要がありますよね。
住んでいる地域が違くいろいろな人と関わるのは慣習もちがい、かなり大変なことなんです。
⑫ホームシックになる
リゾートバイトは基本住み込み。
家族と離れて生活するので人によってはホームシックになりますよね。
今まで家族がやってくれたことを、全部自分でやらなくてはいけない。
肉体的にも精神的にも疲れて家に帰りたいと思うこともありますよね。
⑬理想とのギャップあり
リゾートバイトはこういうものという理想が高すぎるとイメージと合わずに苦労しますよ。
きれいなリゾート地で働く、リゾートバイトはどうしてもイメージが先行してしまい、理想とのギャップに苦しむ人がいるのです。
リゾートバイトで大学生が学べること13選
リゾートバイトには大学生が学べることがたくさんあります。
知らない土地、慣れない環境で働くことはいろいろなことに経験が浅い大学生にとって学べることが非常に多いのです。
リゾートバイトでスキルアップしたい大学生は参考にしてくださいね。
①長時間勤務で貯金ができる
リゾートバイトは大学生にとってお金を貯めやすい場です。
大学生が働ける夏休みや冬休みは繁忙期なので長い時間働く日が多い可能性があります。
長時間働くと遊ぶ時間も少なくなりますよね。
その分、お金が貯まりやすいんですよ。
社会人になると貯蓄は必須です。
お金が貯まりやすいリゾートバイトは貯蓄の経験を積めるのです。
②少ない休みが関係性を深める
大学生が働ける夏休みや冬休みは繁忙期で忙しいので休みは少なくなりがち。
その分、他人と一緒にいる時間が長くなるので関係が深まりやすいんです。
わたしも家族と同じくらい長い時間一緒にリゾートバイトの人達と過ごしたので、より深くその人について理解できるようになりましたね。
休みが少ないことをマイナスにとらえず、仕事はコミュニケーションの勉強と考えてもよいでしょう。
③寮の悪環境が将来に役立つ
リゾートバイトにいざ行ってみて寮の環境が悪いことがあります。
「げー最悪、ついてない」と思うこともあるでしょう。
しかし、寮の悪環境を経験しておくことは、決して悪いことだけではありません。
なぜなら、悪環境を改善する知恵が身につくからです。
環境が悪ければ、できるだけ自分が快適に過ごせる環境になるように工夫すればよいのです。
また、住めば都という言葉もありますよね。
はじめはきついと思ってもその環境に慣れていくもの。
将来の住む場所を探すときの礎にもなるでしょう。
④不便さから発見できること
リゾートバイトで不便さを経験するのは大学生にとって有益です。
現代の大学生はスマホなどの普及もあり、不便に感じることなく生活していますよね。
そんな大学生が不便な生活を経験するといろいろな発見ができるのです。
例えば、コンビニが遠ければ買いだめする方法を考えたり、凍結するような地域では転ばない歩き方を覚えたりできるんですよ。
不便だからこそわかる学びがあるのです。
⑤相部屋寮が結婚生活に役立つかも
リゾートバイトでは、リスクを避けるために個人寮を選択しがちですが、あえて相部屋を選択するのもありですよ。
将来、結婚を考えている人は相部屋経験が役に立つかもしれません。
結婚生活は好きな人と一緒に暮らすので楽しいと思いがちですが、そんなに甘くはありません。
環境が違うところで育った他人は、価値観も考え方も違うのです。
そのため、結婚生活は想像以上に大変なんですよ。(筆者の経験者談)
リゾートバイトでの相部屋は同性が基本ですが、カップル部屋もありますよね。
他人と一緒に生活するのは想像以上に大変です。
将来の生活のために相部屋を経験するのもよいでしょう。
⑥対応の悪さから気持ちの切り替えを学ぶ
リゾートバイトだけではありませんが、自分と関わるスタッフが自分に合わないことがあります。
この派遣会社のスタッフは対応がよいと聞いていても、実際に関わる人が自分にマッチするとはかぎりません。
対応の悪さを感じ、ストレスをためることもあるでしょう。
しかし、嫌な思いも大学生にとっては学びの場。
これからの人生でも同じような経験があるはず。
その練習だと思って気持ちの切り替えができるとよいですね。
⑦閑散期の仕事のなさから社会の厳しさを学べる
閑散期はリゾートバイトをやっていても仕事がないときがあります。
でも、それは当たり前と言えば当たり前。
忙しくないときは採算が合わないので仕事がないのはありえることですよね。
稼げないのは痛いですが、そういう現実があるのを知れるのは大学生には良いことです。
ちなみに、大学生がリゾートバイトをするのは基本的に繫忙期なので仕事がないことは現実的ではないですけどね。
⑧中抜けの経験が将来の働きやすさにつながる
職種によっては楽な仕事もあるかもしれませんが、働くことは基本的には大変なことですよね。
それは大学生の皆さんなら誰でも分かっていると思います。
その大変さを体験できるのが中抜けの仕事です。
中抜けの仕事とは1日の中で何時間か働いた後に長い休憩があり、その後また働くこと。
休憩が長くても気持ちの切り替えが難しく、その分長く働いている感覚になるのです。
リゾートバイトの中で中抜けがある仕事は一番大変な部類。
それを経験することで仕事の大変さを実感できるのです。
⑨慣れない環境に慣れることを学べる
リゾートバイトがいちばんきついと言えるのは環境の変化だとわたしは思います。
リゾートバイトは特殊な仕事もありますが、基本地元でやるアルバイトとあまり違いはありません。
地元のアルバイトとの一番の違いは気候が違う、利便性が違く等の環境です。
リゾートバイトを上手くやっていくために一番必要なのは環境に適応することなんですよ。
どうすれば、自分はこの環境に適応できるのか、考え、工夫し実践することで克服していくのです。
環境の適応は将来いろいろなところで役立つスキルです。
大学生がリゾートバイトで一番学ぶべきスキルは、環境に適応するすべを身につけることだと言えるでしょう。
⑩口に合わない「まかない」が味覚を広める
リゾートバイトのまかないは口に合わないことがあります。
家庭によって味が違うので、味覚にばらつきがあるから当たり前のことなんです。
私自身、自分は美味しいと思わなくても、違う人は美味しい美味しいといって食べていることがありました。
しかし、ある意味しょうがないと思い我慢して食べていると、美味しいと思えるものも出てくるのです。
親が嫌いなものは食卓に並びません。
食わず嫌いのものは世の中にたくさんあるんですよ。
まかないではいろいろな料理がでてくるでしょう。
いろいろな種類の料理を食べることで味覚の幅が広がるのです。
私は食わず嫌いだったものが食べれるようになって今では好んで食べているものもありますよ。
⑪難しい人間関係から生涯を通じた仲間ができる
リゾートバイトは人間関係の構築が難しいと言えます。
リゾート地では派遣社員と地元の人がいますよね。
派遣社員は同じ立場なので関りをもちやすいですが、地元の人はそうはいきません。
自分と慣習の違う人と付き合うのはとても難しいことなんですよ。
慣習というのはその地域の一般常識みたいなもの。
そのずれがあるので、人間関係の構築が難しいのです。
しかし、いろいろ工夫して付き合っていると、とても仲良くなれることがあるんですよ。
私はリゾートバイトで出会った地元の人と20年以上交流を続けています。
リゾートバイトは人間関係の構築が難しいですが、克服すると生涯の仲間を作れるチャンスがあるのです。
⑫ホームシックから家族のありがたみが分かる
リゾートバイトに行くと、ホームシックになる人がいます。
家族から離れ、慣れない場所にいるので当たり前ですよね。
普段は喧嘩をしたり、口をあまりきかなかったりした家族でもそこから長く離れると愛おしい存在だと気づくものです。
今はline電話などで気軽に連絡できますが、親だったりすると気まずくてそれもできないですよね。
普通に暮らしていると家族のありがたみは感じにくいもの。
リゾートバイトに行くと、普段の生活の大切さに気付くのです。
⑬理想とのギャップに免疫ができる
皆さんのリゾートバイトのイメージはどういうものでしょうか?
綺麗なリゾート地で愉快な仲間と楽しく仕事ができるなんて妄想していませんか?
現実はそうではありません。(そういう場合もありますが)
自分の理想とは違う、イメージと全然かけ離れているなんてこともあり得るんですよね。
理想と現実が違うことは将来、社会に出てもよくあること。
それを体感できるのも、リゾートバイトの学びの1つですね。
リゾートバイトがやりたい大学生がやるべきこと5ステップ
リゾートバイトのやめた方がよい理由と学べることがわかり、改めてリゾートバイトをやってみようと思った人もいるでしょう。
そんな人は、次の5つのステップでリゾートバイトを探してみましょう。
なんとなくインターネットでリゾートバイトはないかと探すのはNG
やるべきステップを理解してよりよいリゾートバイトを見つけましょう。
①リゾートバイトは学びの場であると考えよう
リゾートバイトは名前からして遊びの延長と思う人もいるかもしれません。
しかし、そんなに甘いものではありません。
遊びの延長と考えると絶対に失敗します。
リゾートバイトはいろいろと経験してたくさんのことを学ぶ場であると考えることがとても重要。
リゾートバイトは学ぶ場であるという意識をもって仕事を探すのがよいでしょう。
②大手派遣会社を使おう
旅館などへの直接申し込みは避けましょう。
なぜなら、手厚いフォローを受けられない可能性が高いからです。
大手派遣会社で仕事をすると、問題があったときなどすぐに対応してくれます。
専属の担当者がいるので迅速に問題を解決してくれるのです。
大手派遣会社を知りたい人はこちらの記事を参考にしてください。
③信頼できる派遣会社を探そう
大手の派遣会社がわかったら、自分が信頼できそうな会社を探します。
派遣会社ホームページの中から検索方法、口コミ、体験談などをみて、この会社なら楽しくやれそう、手厚く対応してくれそう、などと考えて3社程度選ぶようにしましょう。
④リゾートバイトの大手派遣会社を複数登録しよう
大手のリゾートバイト派遣会社がわかったら、複数の会社に登録しましょう。
比較検討することで自分の条件にあった、よりよい職種を探すことができるのです。
⑤信頼できる派遣会社を通して仕事を探そう
信頼できると決めた派遣会社3社程度から、自分好みの案件を検索します。
良いと思える案件があったら、信頼できる他の派遣会社でも同じようなものがないかを探しましょう。
同じようなものが見つかったらどちらが自分の条件にあっているか、好条件かを考え、1番よい案件を見極めます。
その時のポイントとしてリゾートバイト派遣社員が多い勤務先をえらびましょう。
なぜなら、現地の人の割合が多いとリゾートバイト派遣社員の肩身はどうしても狭くなりがちです。
リゾートバイト派遣社員が多い職場は働きやすい仕事場である可能性が高いので必ず確認しましょう。
大学生はリゾートバイトをやめるべき? やめた方がよい理由13選 まとめ
大学生が学べること
- 長時間勤務で貯蓄
- 休み少なく関係深まる
- 寮悪環境が将来に役立つ
- 不便さからの発見
- 相部屋寮が結婚生活に+
- 対応悪さから気持ち切替
- 仕事なしから社会学ぶ
- 中抜け経験大変さ学ぶ
- 環境に慣れる
- まかないが味覚を広める
- 難しい人間関係から仲間
- ホームシックから家族愛
- 理想とのギャップに免疫
大学生がやめるべき理由
- 長時間勤務が多い
- 休みが少ない
- 寮の環境が悪い
- 生活が不便
- 相部屋寮
- 派遣会社の対応が・・・
- 閑散期に仕事なし
- 中抜けがきつい
- 慣れない環境
- まかないが口にあわない
- 人間関係が難しい
- ホームシックになる
- 理想とのギャップ
大学生はきついからリゾートバイトはやめた方がよいという人がいます。
「きついからやめる、危ないからやめる」というのはこれから社会で生き抜いていかなければならない大学生には考えてほしくないですね。
リゾートバイトもれっきとした仕事です。
仕事がきつい、危険度があるのは当たり前のことなのです。
楽な仕事は自分の成長につながりません。
将来のためにもリスクを恐れずにチャレンジしてほしいですね。